和風に暮らす

畳の専門店なら名古屋にある<井ゲ清>
ふすまの張り替えは大事なメンテナンスです:畳替えをして気持よく過ごすことができる和室にしよう
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観光地としても有名な、某県某所で賃貸住宅を探していると、面白い物件を見つけた。和室、ではなくて、和風の建物の賃貸。

賃貸アパートでも、洋室ではなく和室、ということはよくある。しかしそういう部屋は、畳こそあれ、ふすまはない。和室と言うと畳が敷いてある部屋、という印象が強いが、個人的には、ふすまもセットで、初めて和室と言えると思う。そういう観点から言えば、その和風の建物には、紛れもなく、和室があった。昔、旅館として使っていた建物で、今は旅館をたたみ、賃貸住宅として貸し出しているようだった。

正直、ひと目で気に入った。今どき和風もなかろう、と言う見方もあるだろうが、しかし今どきだからこそ、和風に住みたいという気持ちが強かった。裏手には大きな川が流れており、眺めも綺麗だった。全室、和室であることはもちろん、すべてふすま障子で区切られていた。完璧な和室だったのだ。

そこを借りようと不動産に掛け合うと、しかし、意外なことに引き止められた。和室は手入れが大変だから、という厚意からだ。その気持ちはありがたくいただきながらも、しかし、和室がいいと言って聞かなかった。

ふすまも畳も、つまり、私が素敵だと思っている和室の要素は、しかし手入れがかかる。その賃貸物件の場合、そろそろどちらもあと一、ニ年ほどで貼替えの時期だと言う。中途半端に寿命が残っているから、貼替えてから明け渡し、ではなくて、入居してから貼替えをしてもらうことになるだろう、とのことだった。

それでも構わない、と、結局その建物を借り受けた。
ふすまと、畳の貼替えも、和風の建物に住むのであれば、併せて楽しみたいことの一つだった。